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5.2 揚錨機据付

(1) 準備

(a) 台取付位置をマーキングする。

(b) 甲板下の補強材との関係をチェックする。

(c) 台に船首尾及び右舷、左舷方向に中心線をマーキングする。

 

185-1.gif

図5.1

 

(2) 台搭載

(a) 台をマーキングに正確に合わせる。

(b) チェンパイプのピッチ寸法確認する。

(c) 台とチェンパイプの関係寸法確認する。

(d) 図面高さに合わせて、水平を出し、切合わせする。

(e) 切合わせ後仮付けする。

(f) 溶接し、溶接状態の良否を調べる。

(g) 台内部を塗装する。

(3) 揚錨機据付け

(a) 台のライナー部に調整ライナーの厚さに相当する板又は金矢を入れておく。

(ジャッキボルトによる調整を容易にするため)

(b) 据付ボルトに合わせ、本体を搭載する。

(c) チェンパイプと揚錨機の関連をチェックする。

(d) ジャッキボルトで本体の水平度と調整ライナーの厚さが適当かを確かめる。

 

 

 

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