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2.4 改正工事による穴ふさぎ要領

ふさぎ板取付要領

(1) 板厚5mm以下の場合

(a) 片面取り約30°

(b) すきまは極力小とする(1.5mm以下)

(c) 開先面は滑らかにする。

(d) 開先面には仮付しないこと。

(e) 目違いピースを使用する。

(100〜150mm間隔)

(f) 目違いあれば膚付けピースにて目違いを直してからピースを取り付ける。

(g) 表面溶接完了後裏ぼりは十分行う。

(h) 裏ぼり不可能の個所の場合60°開先面をとる。

 

159-1.gif

図2.6

 

159-2.gif

図2.7

 

(2) 板厚6mm以上の場合

(a) 用材及びふさぎ板をそれぞれ30°の開先をとる。

(b) 開先面は滑めらかにする。

(c) 開先面内には仮付けせず。

(d) 目違いピースを使用する(100〜150mm間隔)

(e) 目違いあれば膚付けピースを取付ける。

(f) 表面溶接完了後裏ぼりは十分に行う。

(3) 裏溶接不能の工事口ふさぎ板取付けの場合

159-3.gif

図2.8

 

 

 

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