(3) カウルヘッド通風筒
(Cowlhead ventilator)
(JIS F 2409参照)
最も簡単で、給気にも排気にも利用できるので自然通風用として居住区、倉庫、機関室、船倉等に広く用いられる。
その頭部の方向を変えることによって給気にも排気にもなるが、大型のものは、その外側にあるハンドルを用いて回したり、機関室用のもののように伝導軸歯車で回転するものもある。
雨水が入りやすいので、雨よけ板を取付けたものもある。
荒天時に海水が浸水するおそれのあるときは、頭部を取外して、木詮及び帆布の覆をするか、鋼製の閉鎖装置を設ける。