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通信教育造船科講座テキスト「艤装」

 事業名 小型造船技術講習
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5


第2章 投揚錨装置

 

2.1 一般

船舶を風波・潮流から守って係留するためには、船の大きさや形に応じた投揚錨装置を設けなければならない。投揚錨装置は主として沖がかりの際に使用されるが、棧橋又は岸壁に係留する場合にも使用し、時には曳船又は他船に曳船される場合等にも用いられる。概ね船舶が最微速で移動中に投錨するので、揚錨機だけでなく、それに関係する一連の装置が適切なものでなければならない。

投揚錨装置は、次のような一連の装置から成り立っている。

(1) 錨(主錨、副錨)

(2) 錨鎖又は錨索(副錨の場合)

(3) 揚錨機、キャプスタン、ダビット

(4) 制鎖器

(5) 錨鎖孔

(6) 錨等洗浄装置

(7) 錨鎖管

(8) 錨鎖庫又は索リール(副錨の場合)

これらの装置の配置例を図2.1に示す。

 

025-1.gif

図2.1 投揚錨装置

1. 揚錨機(Windlass)

2. 制鎖器(Chain compressor)

3. 錨鎖孔(Hawse pipe)

4. 錨鎖管(Chain pipe)

5. 双係柱(Bollard)

6. 導索器(Fairleader)

 

錨には船首に装備する主錨と、船尾に装備する副錨とがあるが、揚錨装置は、主錨に対しては揚錨機(ウインドラス)が用いられ、副錨に対してはキャップスタン又は係船機が用いられる。

主錨の鎖は、錨鎖孔から揚錨機又はキャプスタンの鎖車を通り、これに巻かれて甲板開口から、錨鎖庫に入る。錨鎖の末端は錨鎖庫低部の根止め金物に係止される。錨鎖孔と鎖車との中間に制鎖器(チエン・ストッパー)を設ける。

 

 

 

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