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第2章 玉掛作業

 

2.1 安全な玉掛作業

安定した吊り方をするには、

(1) 重心Gの位置を推定する。

(2) 吊りピースの間隔を広く取る。

(3) 重心の真上にフックを下ろす。

(4) 4点吊りを原則とする。

(5) 吊り角度αは60度以内とする。

(6) ワイヤロープを長くする。

(7) 重心Gが低くなるような荷の置き方、積み方をする。

玉掛作業及びクレーンの運転は、国家試験に合格し、免許資格を所持していることが必要である。

 

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2.2 重心Gの求め方

(1) 平行四辺形

 

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(2) 三角形

 

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(3) 半円

 

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(4) 弦

 

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(5) 梯形

 

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(6) 重量不等分布の場合の重心

 

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