(4)　入力インピーダンス、出カインピーダンス共に低い場合

　

　

b.　EMIフィルタを実装する場合の注意

・　EMIフィルタはノイズ発生源の近くに、機器の出入り口に取付ける

・　入力側と出力側は離す。

・　EMIフィルタのアース線は短くし、機器のグランドに落とす。

・　EMIフィルタと機器側のリード線は暴露されないようにシールドする。

　

EMIフィルタの挿入方法

　

フェライトコア

＜機能＞

フェライトコアは電線に挿入し、電線に誘導されたノイズ成分を吸収することによってノイズを減少させるものである。

有効な周波数範囲は数十MHzから500MHz程度である。

この中で下図に示す半分割タイプのものはクランプフィルタ等と呼ばれ、既に配線された電線の途中に挟みこんで対策や、ノイズの伝導経路の調査に使用する。

一般的に電線にストレートに挟むよりも1〜数回ループさせた方がノイズの除去は大きくなる。

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