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9-3 誤作動基本対策

IEC60945で試験されるように、ノイズ、静電気放電、電源変動などがあるがここで影響を受ける場合が多いノイズの対策について述べる。

誤作動した場合はノイズに対して耐性を高める、あるいはノイズを出さないようにすることが必要である。

ノイズ対策は次の2つに大別される。

1. ノイズを出さないようにする(エミッション対策)。

2. ノイズの影響を受けないようにする(イミュニティ対策)。

具体的なノイズ対策として次に示すように

1. シールドの強化

2. グランドの強化

3. 電源線や信号線にフィルタを挿入する

等が基本となる。

 

071-1.gif

ノイズ対策の基本

 

9-3-1 誤作動対策の基準フロー

図9-1は平成10年度に述べたノイズの低減、耐力の向上の基本方針にさらに修正を加えたものである。

これをベースに各部の詳細なフローを記述した。これを図9-2〜図9-6に示す。

 

 

 

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