日本防火協会からのお知らせ
婦人防火クラブ員救急講習会事業を新規に実施
財団法人日本防火協会では、今年度から財団法人救急振興財団の委託を受けて、地域の防火防災意識の高揚を図るために組織されている婦人防火クラブを通じて、全国的に応急手当の普及実践活動を展開し、救急技術や技能を修得させることにより、救急救命率の向上を図るために、「婦人防火クラブ員救急講習会」を実施することになりました。
当協会では、早速、この事業の実施要綱や事業実施するにあたっての留意事項を作成し、都道府県消防主管課長あてに通知したところです。
この事業の概要については下記のとおりです。
記
協会は、各都道府県から選定された市町村の1地域をモデル事業として、この講習会を実施します。
講習会の参加人員は、1地域あたり、100人程度とします。
講習は、原則として、自治省消防庁実施要綱に基づく、普通救命講習とし、心肺蘇生法1人法及び大出血時の止血法について、救急車が現場到着までに必要な応急手当ができるように養成します。
事業の対象者は、当該地域の婦人防火クラブとし、その講習の受講者は、地域の婦人防火クラブ員とします。
協会は、講習会を実施するにあたり、必要な経費の助成等を行います。