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全国婦人防火連合会総会

平成12年度事業計画決定

 

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去る平成12年2月25日(金)、日本消防会館において、全国婦人防火連合会総会が開催されました。

今回は、総会に先立ち研修会(講演)を合わせ実施しました。これは、道府県婦防連の会長方の参加により、研修会を通じて自己研鑚に努めるとともに常に新たな問題意識を養い、これからの婦人防火活動のあり方やリーダーとしての責任等を再認識し、地域における防火啓発活動のより一層の活性化を図ることを目的として開催されたものです。

まず、上本常務理事の開会の言葉に続き、徳田会長から「婦人防火クラブは、現在では246万人からなる大きな組織となり、それぞれいろいろな活動をされておられるところですが、阪神・淡路大震災を契機として、近年、各地に新たなボランティア団体が組織されております。婦人防火クラブの皆さんには、それらの中核となって地域防災のためにもご尽力いただきたいと願っております。また、近年の経済事情の悪化に伴い、当協会の予算も例外でなくますます厳しい状況となっております。自助努力を持って防火防災啓発活動助成のための財源確保に努めているところですが、こういう時こそクラブ員全員が皆で考え、皆で運営していこうという気持ちで対応していただきたい。どうか、今後とも引き続き皆さんのこ指導ご鞭撻をいただきながら、21世紀に向けて日本防火協会とクラブ員が一丸となって、防火防災活動が皆さんの生甲斐となるようがんばっていただきたい。」と挨拶がありました。

続いて、自治省消防庁の猪野審議官から、ご自分の身内の方の防火活動に関わるお話を交えた親近感あふれるご挨拶をいただきました。

今回の研修としては、救急振興財団の篠田副理事長から「チェーン・オブ・サバイバル」というテーマで講演をいただき、各会長方は心肺蘇生法の重要性を再認識されたことと思います。(講演要旨後掲)

総会では、平成11年度事業報告、平成12年度事業計画(案)、その他新規事業への協力について審議が行われ、下記のように決定いたしました。

 

平成12年度事業計画

1 総会及び理事会の開催

2 未組織の都府県婦人防火クラブ連絡協議会の結成促進

3 婦人防火クラブ員増加運動の推進

4 婦人防火クラブ救急講習会の実施

5 市町村婦人防火クラブ幹部研修会の実施

6 その他

 

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