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心学が拓く二十一世紀の日本

 事業名 心学開講270年記念シンポジウムの開催
 団体名 心学参前舎 注目度注目度4


「真情」を商いの姿勢に

心学は、私にとっては、一つの思想、一つの哲学ではなく、商売をするうえで、あるいは生きていくうえで、切り離すことのできない心のあり方となっています。

私どもが、紙屋という商売を始めたのは、安政二年(一八五五)のことでありました。四代前の曾祖父(そうそふ)が創業者です。紙屋を始めた理由は、それが大変おとなしい、つまり相場の立たない安定した商売だったからだと言います。これで一儲けしてやろうというようなことは望まず、堅実に、正直に商いを続けることでお客様のお役に立ち、自分たちも日々の糧を得ていこうとするのに適していたのでしょう。ですから、「正直・倹約・勤勉」を旨とする石門心学の教えに馴染みやすかったのだと思います。曾祖父は、その当時から心学に傾倒していたようです。嘘をついてはいけない、無駄づかいをしてはならない、真面目に働かなければならない―これらはまったく当たり前のことではあるのですが、商売の姿勢として決して曲げてはならない事柄です。創業以来、私どもではこの当たり前のことを基本に、商売を進めてまいりました。

祖父と父は、スローガンとして「真情(しんじょう)」という言葉を掲げていました。真情とは、人のまごころであり、物事の真実の姿・有様(ありさま)であります。

 

 

 

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更新日: 2019年11月16日

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