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心学が拓く二十一世紀の日本

 事業名 心学開講270年記念シンポジウムの開催
 団体名 心学参前舎 注目度注目度4


自由経済に倫理・道徳を

ところで、ベラー博士が心学の重要性を強調されるのは、心学に過去の伝統的思想という枠を超えて、現代社会の閉塞した状況を打ち破る可能性を見出すことができるからにほかなりません。「温故知新」古きものの中から、今に生きる新しい知恵を発見しようという姿には、私も大いに共感するところがあります。

今の資本主義経済は、グローバル化が進み、かつ高度化。複雑化しており、アダム・スミスの言う「見えざる手」による市場の調整力だけに期待するというわけにはいかなくなっています。たしかに、経済システムや種々の条件が違う国々と接することもなく、同質・同規模の企業が単純に競争している状態であれば、政府などが関与しなくても、経済にそれほど不均衡は生じないでしょう。しかし、飛び抜けて強い企業があるとその独占体制になり、決して正しい経済の姿にはならないのです。

 

 

 

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更新日: 2019年10月19日

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