毎年、梅岩先生の命日にあたる九月二十四日には、生誕地である亀岡市東掛地区の生家におきまして墓前祭行事を行っていただくなど、精力的な顕彰活動にご努力をいただいております。
この顕彰会を中心に、本日お集まりの皆様方と今後とも十分な連携を取りながら、継続した梅岩先生の顕彰が続けられていくものと期待するものでありますし、また、もちろん亀岡市といたしましても梅岩先生を生涯学習推進の象徴としておりますことから、積極的な支援をしてまいる所存でございます。
最後になりましたが、本日の二七〇年記念シンポジウムの開催にあたり、大変なご苦労をいただきました本実行委員長の上田正昭先生、東京の心学参前舎の小山舎主、ならびに関係者の皆様、そして京都新聞社様をはじめ、多くのご支援をいただきました関係者の皆様に衷心より感謝申し上げますとともに、その教えをお互いが実践し、確認しあえるシンポジウムとなりますことをご期待申し上げ、さらにご参集の皆様方のご健勝とご多幸を祈念し、ご挨拶といたします。
