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3. 登録測度

○ 登録測度業務の概要

(1) 登録測度業霧

登録測度業務は、船舶法に基づく総トン数20トン以上の船舶の登録及び船舶国籍証書の交付、船舶のトン数の測度に関する法律に基づく船舶のトン数の測度及び国際トン数証書等の交付並びに告示に基づく各種トン数証書の交付にかかるもので、本局及び10海運支局(若松、福岡、長崎、佐世保、三角、大分、油津、鹿児島、名瀬、下関)で取扱っている。

 

(2) 登録船舶の状況

管内における登録船舶状況は、平成11年12月末現在2,176隻、1,120,835総トンで全国に占める割合は隻数で18.4%、総トン数で6.7%となっている。

これを前年末に比べると隻数で85隻(3.8%)減少、総トン数で263,151トン(19.0%)減少した。

また、ピーク時の昭和48年末に比べると、隻数で3,451隻(61.3%)減少、総トン数で406,985トン(26.6%)減少となっている。

また、管内の船舶の大半(94.8%)は、1,000トン未満の小型船で占められており、鋼船1隻当たりの総トン数は521トンと全国の1,422トンに比べると大きく下回っている。

なお、木船は鋼船化により年々減少をつづけ、管内登録船舶中、隻数で30隻(1.4%)、総トン数で2,707トン(0.2%)のみとなっている。

登録船舶を用途別にみると一般貨物船381隻(17.5%)197,431トン(17.6%)、漁船541隻(24.9%)101,840トン(9.1%)、フェリー(一般旅客船を含む)225隻(10.3%)238,291トン(21.3%)、油槽船220隻(10.1%)78,186トン(7.0%)、砂利船154隻(7.1%)62,175トン(5.5%)、その他655隻(30.1%)442,912トン(39.5%)となっている。

 

 

 

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