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平成11年における管内営業倉庫保管実績等の動向

 

平成年(1〜月)における管内の営業倉庫の保管実績等の概要は次のとおりである。

 

1 倉庫の面・容積(表-1)

平成11年12月末現在における営業倉庫の面・容積を倉庫の種類別にみると、前年同期に比べ、1〜3類倉庫(1.1%増)、冷蔵倉庫(0.6%増)、貯蔵槽倉庫(0.5%増)が増加しているが、危険品(建屋)倉庫(5.3%減)、野積倉庫(2.6%減)は減少している。

 

2 入庫高(表-1)

(1) 普通倉庫の入庫高は2471万トンで対前年同期比63万トン(2.6%)の増加となっている。

この内訳をみると

1] 1〜3類倉庫(415事業者)は、1299万トンで対前年同期比15万トン(1.2%)の減少となっている。主な要因は、福岡における飲料、化学工業品及び金属製品・機械の減少によるものである。

2] 貯蔵槽倉庫(27事業者)は、654万トンで対前年同期比22万トン(3.5%)の増加となっている。主な要因は、鹿児島における農水産品(雑穀、麦等)の増加によるものである。

3] 野積倉庫(26事業者)は、461万トンで前年同期比64万トン(16.1%)の増加となっている。主な要因は、福岡、山口における雑品の増加によるものである。

(2) 冷蔵倉庫(175事業者)は、227万トンで対前年同期比13万トン(6.1%)の増加となっている。主な要因は、福岡における冷凍水産物、冷凍食品、佐賀における冷凍食品の増加によるものである。

 

3 平均月末保管残高(表-1)

(1) 1〜3類倉庫は、182万トンで対前年同期比23万トン(11.0%)の減少となっている。減少の主なものは、農水産品、化学工業品、金属製品機械、雑品である。

(2) 貯蔵槽倉庫は、88万トンで対前年同期比2万トン(2.1%)の増加となっている。

(3) 冷蔵倉庫は、39万トンで対前年同期比1万トン(2.0%)の増加となっている。

 

表-1

平成11年(1月〜12月)管内営業倉庫実績

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(注) 平均月末保管残高:1月〜12月分までの月末保管残高を合計して12で除した数

危険品倉庫の( )は、備蓄用原油を除いた数

 

 

 

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