長い間、人から人へと、受けつがれ発展してきた書、目的によって、さまざまな形に変化してきました。
ここでは、私の自遊書を紹介させて頂くことになりました。
自遊書とは、自由に楽しく、想像力豊かに表現する書として創作しているものです。
作品制作にあたっては、まず、語句を選び、墨、紙、筆、硯、なども吟味します。書体構成などは、その時の心の動きのままです。
「さあ書くぞ」と気合いが入り紙に向い一気に書いて行きます。
字が生きるか死ぬか…一瞬できまります。同じ線、同じ表現は二度とできません。それが
とても楽しく、心豊かになれる時間でもあるのです。