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(1) 島内幹線道路の整備

 

1] 県道安脚場実久線の2車線化

県道安脚場実久線は、島内を東西に走る幹線道路としてほぼ1車線化を終え、現在、瀬相地区において部分的な2車線化が進められているところであるが、今後、計画的に2車線化の整備を進める必要があり、当面、沿線の全集落において、その2車線化を図る。

 

【県道安脚場実久線の道路改築事業】

1] 安脚場実久線(38km)について、地域住民の意向も踏まえ、集落内の2車線化の計画的な整備を図る。

2] 整備が見込まれる集落は次のとおりである。

実久、薩川、瀬武、木慈、武名、三浦、俵、瀬相、呑之浦、勝能

諸数、大下田、生間、渡連、安脚場(押角は改良済)

 

2] 島内を循環する県道網の形成

加計呂麻島生間地区から於斉地区における町道(延長 16km)については、登記等の整備状況を踏まえて、次期道路網見直しの際に県道に昇格し、幹線道路県道安脚場実久線と接続させ、島内を循環する県道網の形成を図る。

 

【県道認定に係る状況】

1] 県道認定の該当事項

地方開発のため特に必要な道路(道路法第7条第1項第6号)

2] 登記の状況

現在、町において登記のための測量調査を実施中

3] 次期道路網の見直し

5〜10年ごとの国道見直し(直近は平成5年)にあわせて行われる。

 

(2) 生活道路等の整備

県道及び集落間を結ぶ道路ネットワークの形成を図るため、町道は、緊急性の高い路線や通学路等の生活道路について、段階的な整備を進めながら、県道との接続を図るとともに、県道や町道と接続した林道薩川・実久線等の整備を図る。

 

【島内生活道路等の整備】

1] 林道薩川・実久線については、事業を前倒しして実施し、平成16年度までとなっている計画期間の短縮を図る。

2] 町道の整備促進

市町村道事業、緊急地方道整備事業、過疎対策事業の活用による町道の整備を図る。

 

 

 

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