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3] 概略ゾーン区分の評価

3つのゾーンの架橋案について、前述の「架橋検討の基本条件」の(1)架橋のルートを検討するにあたっての条件によって評価すると次のようになる。

 

概略ゾーン区分の評価

085-1.gif

 

上記にみるように、西部、中央、東部の各3ゾーンについて、次のように評価することができる。

 

西部…橋梁の施工性に劣り、かつアクセス性にも問題がある。

中央…橋梁の経済性・施工性に問題はあるものの、アクセス性については優れている。

東部…橋梁の施工性では優れているものの、アクセス性でやや難点がある。

 

なお、環境保全上の問題については、この地域は、国定公園に指定されている。東部についてはサンゴ生息地帯の上を架橋するルートになる可能性もあり、注意を要する。他の環境保全上、留意すべき動植物については詳細な調査が必要である。

 

 

 

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