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奄美大島群島の海上交通ネットワークシステムの確立に関する調査研究ー報告書ー

 事業名 奄美大島群島の海上交通ネットワークシステムの確立に関する調査研究
 団体名 九州運輸振興センター  


3. 加計呂麻地域の交通体系の課題

(1) 海上交通の課題

加計呂麻地域の海上交通は、地域の特性から極めて重要な交通手段であり、今後とも、適切な維持・充実に努める必要があるが、町営・民営の定期船及び海上タクシーのそれぞれの機能・役割に応じた運航について、

〇 町営定期船の古仁屋〜加計呂麻航路は、増便やダイヤの改善による利便性の向上を図ること。

〇 古仁屋〜請島・与路島航路は、船舶の大型化・高速化等による日帰り可能な航路体系を実現すること。

〇 定期船の接岸施設や、待合所等の施設を改善すること。

などが課題となっている。

 

1] 町営定期船による航路網

・古仁屋〜加計呂麻航路

ア. 町営フェリーの就航時間は朝7時〜夜18時30分までの時間帯であり、早朝や夜間の便がなく、始発便は全てが古仁屋発のダイヤとなっている。

増便やダイヤの改善により、利便性の向上を検討することが課題となっている。

イ. 住民代表からの聞き取りでは、町営フェリーが1日7往復あることなどから、現在の交通体系に概ね満足しているとの意見も多かったが、島側からの視点や今後の地域振興、観光ニーズに対応した航路体系の整備を検討することが課題となっている。

ウ. 生間発の始発便は出発時間が遅く、会社や学校の始業時に間に合わない状況にあるので、現状のバスの台数や人員配置の面から難しい面もあるが、船とバスとの接続を図りながら、船の増便やダイヤ調整を検討することが課題となっている。

(瀬相発 始発便 7:35、生間発 始発便 8:40)

 

・古仁屋〜請島、与路島航路

ア. 週3便が古仁屋発着又は古仁屋発与路着の便であることから、請島、与路島の住民にとっては、日帰り等ができない状況にあり、1日2便体制や早朝の島発便の増強等を検討することが課題となっている。

イ. 荒天時における就航率の改善や住民の利便性の向上等を図るため、「せとなみ」の大型化・高速化を検討する必要がある。

ウ. 自動車航送、加工食品、農産物の出荷等の増加に対応して「せとなみ」のフェリー化・大型化を検討する必要がある。

エ. 請島・与路島と加計呂麻島の伊子茂港とを結ぶ、いわゆる「中渡し」の定期航路の新設については、高齢者等にとって、乗り替えや荷物の積み替えをする必要があるなどの問題があるが、加計呂麻島から古仁屋間の町営フェリー7便/日が利用できるなど、利便性の向上が図られるという利点もあるので、地域住民の意向も踏まえながら、今後検討する必要がある。

 

 

 

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更新日: 2019年12月7日

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