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奄美大島群島の海上交通ネットワークシステムの確立に関する調査研究ー報告書ー

 事業名 奄美大島群島の海上交通ネットワークシステムの確立に関する調査研究
 団体名 九州運輸振興センター  


3. 陸上交通

【現状】

1] 道路は、奄美群島の産業・経済の発展と住民生活に欠くことのできない交通基盤であり、これまで、幹線道路を中心に島内道路網の体系的な整備を推進してきており、国道58号のバイパス整備が進むなど道路整備水準はかなり改善されてきている。

2] また、奄美空港から名瀬市までのバス路線は、航空機の発着との接続が行なわれており、1日12往復運行されている。

 

【課題】

1] 道路は、地域住民の利便性、地域の振興、活性化を支えるため、防災対策等信頼性の向上やエコロードなど自然環境にも配慮しながら、計画的な整備を進めるとともに、国道バイパスの整備や急カーブ、急勾配等のあい路区間の整備等を図る必要がある。

2] バス路線については、観光客をはじめ、地域住民の身近な交通手段として、需要の動向に応じて、空港・港湾等の交通拠点や観光スポットとの結節など輸送サービスの改善・充実を図る必要がある。

 

第2節 奄美大島における総合交通ネットワークの整備

 

奄美大島の振興開発においては、その地理的条件である外海離島としての隔絶性を緩和し、本土及び離島間の交流・連携を促進するため交通対策の充実確保はきわめて重要である。

また、島内の各地域のバランスある発展のためには、道路整備を中心とした島内交通体系の充実も同様に重要である。

奄美大島における海上交通・航空交通及び陸上交通の整備に係る基本方針を示すと以下の通りである。

 

1. 海上交通の整備

(1) 航路については、船舶の高速化、大型化等が進んでおり、輸送能力及び利便性、快適性ともに改善されつつあるが、今後とも奄美大島と本土とを結ぶ不可欠な交通手段である離島航路の維持・改善に努める。

(2) 定期船の寄港する港湾については、外かく・水域施設等の整備を計画的に推進し、港湾機能の向上を図る。

その他の港湾についても、各地域の地場産業の振興に対応した整備を進める。

(3) 海洋性レクリエーション需要の高まりに対応するため、マリーナや緑地の整備により、豊かなウォーターフロントを生かした快適で親しみのある環境を創出し、魅力ある「みなと」づくりを推進する。

 

2. 航空交通の整備

(1) 航空機の安全運航及び旅客の利便性の向上のための諸施設の整備を図る。

(2) 航空路線については、需要の喚起に努め、その動向に応じて、奄美空港と本土等を結ぶ路線の輸送力の増強及び輸送サービスの充実を促進する。

 

3. 陸上交通の整備

(1) 国道等についてはバイパスの整備や急カーブ、急勾配等のあい路区間の整備を図る。

(2) 県道については、主要地方道等の幹線的な道路及び生活道路の整備を進める。

(3) 市町村道についてはバス路線等住民生活に密接な路線から重点的な整備を推進する。

(4) バス路線については、地域住民の足だけでなく、観光客の観光スポット等へのアクセス手段ともなることから、空港・港湾等の交通拠点や各地域及び観光スポットとの結節を配慮し、需要の動向を勘案しながら便数の増加等輸送サービスの改善・充実を図る。

 

 

 

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更新日: 2019年12月7日

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