中学校教師のための「和楽器」授業に対応した研修会の開催を下記のとおり実施しましたのでご報告いたします。
「津軽三味線・和太鼓」鑑賞会
1. 目的
平成14年度より「新学習指導要領」に沿った中学校音楽教育が実施され、中学校3年間で1つ以上の「和楽器」が必修となりますが先生・生徒とも「和楽器」を?知らない??使えない??演奏できない?ということにどう対応するのかという課題が残っております。
これらの課題解決を促進するために、「和楽器」に親しむ機会の提供が必要であり、それによって伝統文化に接していただき、その良さを体験して欲しい。
2. 日時 平成12年10月17日(火) 13:30〜15:30
3. 場所 福岡メルパルクホール
4. 主催
福岡市立平尾中学校
ビクター伝統文化振興財団(共催)
福岡市教育委員会(後援)
日本財団(特別協賛)
5. 鑑賞会スケジュール
13:35〜14:20 津軽三味線鑑賞会 吉田 兄弟
・モダン
・いぶき
・質問コーナー
・津軽じょんがら掛け合い曲弾き
14:35〜15:25 和太鼓鑑賞会 打究人
・白夜
・飛影
・陽陰
・枝鼓ソロ〜烈風
・和太鼓体験コーナー
・韋駄天
6. 参加人員
平尾中学校 生徒・先生・保護者、近隣小学校5〜6年生
近隣高校生、福岡市中学校音楽教師他 1,260名
7. 参加者意見
・三味線って聞くと、なんか古いってイメージがあったけどなんか現代ぽくてかっこよかった。
・三味線を見たのは今日がはじめてだったけれど、私のイメージとちがって、こんなにリズミカルでとてもカッコヨク見えました。
・和太鼓=和風というイメージをくつがえして、いろんな要素を盛り込んだ演奏で楽しかった。
・すごいパフォーマンスだった。(和太鼓)
・三味線がうまいと感じたばかりではなく、自分でひいてみたいと思いました。
・和太鼓や津軽三味線はとても古いかんじがあったけど、目の前で聞くとすごくかっこよかったです。
8. 所感
先生の「子供たちは、大変感動しておりました。子どもたちの心には、この鑑賞会が強く残ったものと思います。将来的にも和楽器や日本の伝統文化に興味や関心を持つものと思います。」の言葉どおり何かを子どもの心に残すことができ鑑賞会の目的を果たすことが出来たものと思います。
9. 添付資料
鑑賞会プログラム、アンケート、写真、礼状、ダイジェストビデオ
支出報告
以上