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中学校教師のための「和楽器」授業に対応した研修会の開催を下記のとおり実施しましたのでご報告いたします。

 

邦楽

「筝と津軽三味線の鑑賞会」

 

1. 目的

平成14年度より「新学習指導要領」に沿った中学校音楽教育が実施され、中学校3年間で1つ以上の「和楽器」が必修となりますが先生・生徒とも「和楽器」を?知らない??使えない??演奏できない?ということにどう対応するのかという課題が残っております。

これらの課題解決を促進するために、「和楽器」に親しむ機会の提供が必要であり、それによって伝統文化に接していただき、その良さを体験して欲しい。

 

2. 日時 平成12年9月7日(木) 13:30〜14:50

 

3. 場所 クレオ大阪西(女性いきいきセンター西部館)

 

4. 主催

大阪市立中学校綜合文化祭実行委員会

大阪市立中学校文化連盟

ビクター伝統文化振興財団(特別協賛)

日本財団(特別協賛)

 

5. 鑑賞会スケジュール

13:30〜14:15 津軽三味線の鑑賞と体験 吉田 兄弟

・モダン

・いぶき

・三味線のおけいこ

・じょんがら節 掛け合い

 

14:20〜14:50 筝の鑑賞と体験 野村祐子

・さくらさくら

・古典曲

・筝のおけいこ

・現代創作曲(ピアノと合奏)

 

6. 参加人員

大阪市第1ブロック中学校(大淀、野田、新豊崎、天満、梅香、春日出、下福島)

音楽担当教師、生徒、保護者 350名

 

7. 参加者意見

・すざましかった。きれいだった。(津軽三味線)

・三味線のはじく音がすごかった。強弱がめちゃあって掛け声もあって、聴いてていいなあーと思った。

・すごく迫力があって、カッコよかった。(津軽三味線)

・美しい響きに驚きました(筝)

・澄み切った音色が印象的でした。(筝)

・心が落ち着いてやはり日本の音楽はいいなあーと思った。

・三味線や筝についてもう少し説明があれば良かった。

・実際に触れることができた生徒達は幸運でした。

・日本の伝統音楽にもっともっと自然にふれる機会をたくさんつくってください。

 

8. 所感

一流の演奏家の演奏を「生」で聴いていただき、日本の伝統音楽の良さを肌で感じてもらったものと思います。

また、少人数で限られた時間ではあったが筝や三味線に触れる体験ができた

に役立ったのではないかと思います。

 

9. 添付資料

鑑賞会プログラム、写真、アンケート、鑑賞会ダイジェストビデオ

支出報告

 

以上

 

 

 

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