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作業船設計基準

 事業名 作業船設計基準の作成
 団体名 日本作業船協会 注目度注目度5


旋回用電動機の大きさは等速旋回出力と傾斜を上る出力の20%増出力のクレーン用巻線型誘導電動機を計画する。

上記は港湾工事用起重機船の旋回頻度すなわち定格時間の選定にも関係するが、30分定格とし価額も勘案し短時間定格とした。またクレーン用巻線型としたのは起動トルクが定格の225%であることの外に電圧降下を防ぐためである。

20%増の出力は風に対抗するためと定格時間オーバーの場合、能率低下の余裕である。

 

6.6 起重機部の速度制御

起重機部の速度制御は下記のものが標準的である。

(1) ディーゼルエンジン駆動のものはトルクコンバータの特性を利用し、エンジンの回転制御にによる

(2) 交流電動方式のものは一次周波数制御、二次電力制御又は一次電圧制御による。

(3) 直流電動方式のものはワードレオナード制御又はサイリスタレオナード制御による。

(4) 油圧駆動のものは可変容量油圧ポンプによる流量制御による。

 

〔解説〕

(1) ディーゼルエンジンの回転制御

トルクコンバータ出力軸の停動トルクはエンジンの回転を上げるに従って増大し、入力軸トルクの3倍〜4倍に達する。慣性の大きい荷重でも起動がスムースで、エンジンの起動は負荷トルク零から起動することができる。

エンジンの回転数を変えて速度制御を行うが、負荷の変動がある場合、定出力の特性曲線に沿って回転数が変化する。巻下しはトルクコンバータのストール特性を利用して行う。軽負荷時に自重で下りない場合は逆転させて巻下げる。

トルクコンバータを効率の低い点で長時間使用した場合、無効馬力は熱となり、トルクコンバータの油温が上昇するので形式の選定、エンジンとの組み合わせに注意しなければならない。

(2) 電動機による速度制御

(a) 速度制御方式の分類

起重機、ウインチ等に使用される速度制御方式の代表例を直流、交流電動機に分類して図6.6-1に示す。ここで示す方式には渦電流継手、流体継手など付加機器を要するものは省略した。

 

 

 

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