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作業船設計基準

 事業名 作業船設計基準の作成
 団体名 日本作業船協会 注目度注目度5


(b) 安定度試験は、移動式クレーンに定格荷重の1.27倍に相当する荷重の荷を吊って、当該移動式クレーンの安定に関し最も不利な条件で地切りすることにより行うものとする。

(5) 起重機船の転倒に対する要素は、陸上の移動式クレーンとはまったく異質のものである。

定格荷重の1.27倍に相当する荷重は、起重機船に対しては根拠のないものである。

一定の乾舷さえあれば転倒は全く考えられない。試験荷重を吊った場合の乾舷は正確に予測し得るものである。したがって、起重機船においては、試験荷重時に喫水を計測して確認すれば十分である。

起重機船の安定性の安全率がどのように高いか旋回式起重機船の実船を例にして試算している。

起重機船のクレーンの荷重時に、船体の乾舷を300mmになるまで吊った荷重とジブ及びロープの許容荷重と比較をした。(表4.2-1、表4.2-2参照)

30t起重機船及び47t起重機船の場合、船体はジブを横方向にて定格荷重の290%及び389%、船首方向で657%及び562%の荷重を吊っても、なお乾舷に300mmの余裕がある。

30t起重機船の場合、安定性の安全率はジブの方向により、最小半径時に安定度試験荷重の約2.2倍〜3倍、最大半径時には約3.5倍〜7.1倍に及んでいる。

以上を総合して判断すれば、各部強度のチェックのため過荷重試験をすれば起重機船においては、127%の安定度試験の必要はない。

船の安定度については、船体の乾舷及び船体の傾斜角などを確認することでよい。

 

表4.2-1 30t起重機船

060-1.gif

注記:最小作業半経及び最大作業半径の定義は3.3アウトリーチの図を参照のこと

 

 

 

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