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4) ヤマハMD860KUH・KHα ヤマハ発動機株式会社

 

MD860はエンジンに求められる高馬力化・軽量化をバランスよく両立。

新型マリンギヤHM170の搭載により、耐久性の向上とともに自動定速装置の性能を大幅にアップさせました。

また、海水配管には金属で最も海水腐蝕に強いアルブラックを採用し、メンテナンスフリーを実現。

エンジン各部の機構にも磨き上げた先鋭技術の数々を導入し、過酷な環境に応える信頼性を確立しています。

 

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<特徴>

1. 機能性

●新開発マリンギヤ

エンジンの高出力化にともない、ヤマハの最新技術を折り込んだ大トルク容量のマリンギヤ。ハイパワーにゆとりをもって応えます。また、MD690で大好評を頂いている新型電子制御装置を標準で搭載。マリンギヤに求められる最大の機能である微速装置の応答性、安定性を大幅に向上しました。さらに、全ての減速比で逆転使用を可能にするなど、実際の漁での使い勝手・機能性を一段と高めました。

 

●オートPSD(自動減筒運転)

低速長時間運転時に発生する白煙を低減し、長時間のアイドリング時に燃料消費量を軽減するオートPSD(自動減筒運転)を採用しました。また、メータパネルやスイッチパネルにPSDモニターランプを装備し、減筒運転の状況を一目で確認できます。

 

 

 

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