日本財団 図書館


問3-4-3

次の文章は計測検査器具の取扱い、検査方法について述べたものです。正しいものに○、誤っているものに×を付けなさい。

( ) 1. 測定とは品物の形状、寸法をなんらかの方法によって測り、これを数値をもって表すことで、検査とは品物を測定した結果を判定基準と比較して品物の良否を決める事である。

( ) 2. 計測誤差とは測定器の構造上からくる誤差であって、いかに精密に作成された器具にも目盛ピッチの不揃い、摩擦、測定圧などの変化や機械部調整が美味く行われていない為に生じる誤差の事である。

( ) 3. 電流計は原則として測定する回路に対して並列に接続しなければならない。又電圧計は測定部に対して原則として直列に接続する。

( ) 4. マノメーターとは測定する気体圧力を液体柱の作る圧力とつりあわせて測定する圧力計であって、比較的小さな圧力差を測定する為に用いられる。

( ) 5. 水銀温度計は−20℃〜100℃の範囲にある気体、液体の温度を測定する棒状温度計であり、アルコール膨張温度計、水銀温度計は最高600℃程度まで測定できる。

 

問3-4-4

次の文は、長さ測定器の正しい使い方について述べたものである。正しいものには○、間違っているものには×をつけなさい。

( ) 1. ノギスは測定精度が1/100mmで、主に機関の摺動部分の測定に使用される。

( ) 2. マイクロメータには、外側マイクロメータと内側マイクロメータがあり、精度は内側マイクロメータの方が高いのでライナの内径を計測する時に使用される。

( ) 3. マイクロメータのネジは、一般に1回転で1/2mmピッチで移動するように作られ、シンブルにきざまれた回転角目盛は、全長を50等分している。従って最小目盛は1/100mmである。

( ) 4. ダイヤルゲージの1目盛は一般に1/100mmであるが、計測時はこの目盛間を目視で5又は10等分し、1/1000〜2/1000mm程度まで読み取る。

( ) 5. シリンダゲージは、穴の内径を測定するために広く用いられ、ゲージの指示器にテコ式のダイヤルゲージを用いる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION