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第2章 ディーゼルエンジンおよび付属装置の構造機能と分解整備

 

問2-2-1

次の文章は分解整備について述べたものです。正しいものに○、誤っているものに×をつけなさい。

( ) 1. 分解前に目的と工事内容を明確にしておき、分解は必要最小限度に止めるようにする。

( ) 2. 検査船においては船舶安全法により中間検査、定期検査などが義務づけられており、これらの検査に当っては検査官の指示に従い所要箇所の分解点検を受けなければならない。

( ) 3. 破損などの損傷部品を見つけたら記録しておかねばならないが、締付けが弛んでいる箇所の場合は、記録しておかなくてもよい。

( ) 4. 長さを間違いやすいボルト等は分解したあとのネジ穴へ軽くネジ込んでおくとよい。

( ) 5. 油圧系統など特殊頭のボルトが使われている場合には、モンキレンチを使用する。

 

問2-2-2

次の文章のうち正しいものには○、間違っているものには×を付けなさい。

( ) 1. ボルト、ナットを弛める場合は、寸法にあったスパナを選んで使用し、ボックスレンチやメガネレンチを使用してはいけない。

( ) 2. 燃焼カーボンは固着して簡単にとれないので、タガネやドライバなどで削り落とすのが能率的である。

( ) 3. 重要な部品については各部の主要寸法を計測し、整備基準に従って限度を超えたものは修理又は交換する。

( ) 4. 次回検査までの使用条件や使用時間などを考えて交換すべきか否かの判断が必要であるが、事故の防止を優先的に考えて大事を取り過ぎるぐらいがよい。

( ) 5. クランク軸のデフレクションは下開きを(+)、上開きを(-)とする。

 

 

 

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