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2級舶用機関整備士指導書(平成12年度)

 事業名 舶用機関整備士の資格検定
 団体名 日本舶用機関整備協会 注目度注目度5


また、みがき棒鋼を例にすると従来は丸材は〔SS 41 B-D〕、六角材は〔SGD 41-D〕と分けていたものを、変更と同時に統一して〔SGD 400D〕としたものもある。

しかし、丸棒や軸として使用される機械構造用炭素鋼は従来のままで〔S 35C〕や〔S 45C〕で変わっていない。

この理由は、例えば〔SS 41]の場合を説明すると、従来単位でこの材料の引張強さは、41〜50kgf/mm2であったため、この最低引張強さの41kgf/mm2を表示していた。SI単位の導入により、1kgf/mm2は簡易換算で9.8N/mm2となるため、41kgf/mm2を換算すると41×9.8=401.8N/mm2となりこれを400に丸めて、記号が〔SS 400〕と変わった。鋳物の場合も〔FC 25〕は従来単位で最低引張強さが25kgf/mm2であるため、同様にSI単位では25×9.8=245N/mm2を250に丸め〔FC 250〕とした。

しかし、前述の材料記号の変わっていない〔S 35 C〕は、表示の35が引張強さでなくて、材料に含まれる炭素(元素記号:C)の量0.32〜0.38%から真ん中の0.35%を35として使用しているため、SI単位には関係なく従来のままである。

又、SI単位に関係なく変わったものには、クロムモリブデン鋼〔SCM〕のように従来の材料記号が〔SCMI〕や〔SCM 21〕のごとく、付加された数値は引張強さでなくその合金が開発された順序等で付けられていたものが、上述の炭素鋼等と表示を合わせるため〔SCM 1〕は〔SCM 432〕へ〔SCM 21〕は〔SCM 415〕と変わり、後の2桁の数値に炭素含有量の0.15%を15に、0.32%を32としてつけた。

よって、材料記号にその材料の持っている引張強さを数値で適用している場合はその単位の表示方法に従って変わり、材料の含有量等を適用している場合は変わらないこととなる。

6.2 ディーゼルエンジンに使用される材料

ディーゼルエンジンに使用される材料の主なものを1・11表に示す。

 

1・11表

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更新日: 2012年5月19日

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