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4] 朝倉町におけるエコミュージアム展開の可能性

本町におけるエコミュージアムの展開を考える場合、再度本町の現状や町民の声から抽出した本町の課題に対する問題解決策を振り返る必要がある。そこでは、本町の持つ既存の資産を生かすとともに、町民生活を豊かにする必要性が抽出された。これと共に、「自然と調和した活力ある豊かなまち」という町総合計画の将来像を踏まえると、本町におけるエコミュージアムの展開は、「町民の豊かで快適な生活」を主題として目指していくことが望ましい。

一方で朝倉ICに代表される交通結節機能を十分に生かしながら県都福岡市との連携を図り、一方で良好な自然環境を生かした住み心地の良さを維持するという、都市でも農村でもない新しいまちの姿を目指すということである。

この考え方を、前項で取り上げた「朝倉町の課題に対する問題解決策」を参照しながら図化すると、以下のような概念図となる。

 

図5-3 朝倉町におけるエコミュージアムの展開概念図

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