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第6章 今後の施策形成への取組に向けての検討作業の提案

―次年度以降の施策の進め方―

 

以下では、前章で提案した施策メニューに沿って、今後の取組上の条件・課題、取組着手が望ましいと思われる調査・実験メニューなどの具体的提案を行う。

 

1 名鉄

本市においては、マイカー社会の進展により、名鉄の利用者数が減少している。平成13年秋には名鉄竹鼻線江吉良・大須駅間の廃止が見込まれており、鉄道離れがさらに将来も続くと、江吉良・大須駅間に止まらず、今回は残る北部地域にまで廃止区間が広がる恐れがある。

そこで今後、市民の名鉄の利用拡大を促すため、「駅の駐車場、駐輪場の配置」、「通勤時間帯の混雑緩和」の対策検討を進めるに当たっての手順を以下に整理する。

なお、市民の移動利便性向上に対応するには、公共施設巡回バスのルートを見直し、名鉄と公共施設巡回バスのつながりを考えることも必要である。

 

図表6-1 駐車場、駐輪場の配置に関する検討手順

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