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第4章 羽島市内の交通環境の問題点と課題

 

1 市民の交通指向

本市の1世帯当たり乗用車保有台数は、1.73台と近接他市に比べると多い。

今回の「羽島市の交通に関するアンケート」結果からは、羽島市民の「通勤」、「買い物」、「余暇」、「公共施設利用」のいずれの生活シーンにおいても、自動車利用が非常に高い比率を占めており、移動における「自動車」の比重の大きさがよくわかった。また一方で、いずれの移動目的においても「公共施設巡回バス」の利用がきわめて少ないこと、さらには「駅へのアクセス」手段として徒歩や自転車が多いこともわかった。

 

図表4-1 周辺他市の乗用車保有状況

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(注)平成10年3月31日現在。

資料:世帯数は羽島市「住民基本台帳」、乗用車保有台数は(財)自動車検査登録協力会・(株)全国軽自動車協会連合会資料による。

 

調査結果から市民の交通指向を判断すると、以下のようであると考えられる。

【自動車指向が非常に強い】

駅周辺の駐車場事情が不十分な場合や年齢制限で自動車を利用できない通学者などは徒歩・自転車及び鉄道を利用するが、こうした施設・年齢・身体的に特別な条件下以外では「自動車」を利用する指向が非常に強い。

 

【とくに多いのは中距離移動での利用】

市内の余暇活動、公共施設の利用、買い物、岐阜市への通勤など中距離の移動においてとくに自動車の利用が多く、名古屋市への通勤では自動車より鉄道利用の比重が大きくなる。

 

【近距離の移動も自動車を使う】

毎日の買い物など近距離を移動する場合も、駐車場が整っていれば自動車を用いる傾向が強い。

 

 

 

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