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2 小淵沢町における今後の展開コンセプト(目標設定)

小淵沢町を含む八ヶ岳高原は、東京大都市圏や静岡・名古屋方面から日帰りも可能な圏域に在り、JR中央本線や中央自動車道が通る交通条件に恵まれた立地条件を有している。

また、JR小海線は日本一標高の高い駅(野辺山駅)を持つ線としても著名でありこの線を介して長野新幹線佐久平駅との繋がりも形成し、東京と直結した鉄道環状ルートも形成している。

このような立地条件や交通条件を背景に、今後の小淵沢町のリゾート展開の基本的な考え方は、自然志向を強く持ち膨大な需要を要する首都圏、とりわけ東京大都市圏との繋がりを強化し、繰り返し訪れてきてもらう(リ・ソルティール(「再び来る」の意)⇒リゾート)週休型のリゾート地形成を目指すものとする。

 

図表5-1 東京大都市圏とセットになった週休リゾート地・小淵沢の考え方

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また、リゾート環境のイメージは、手つかずに残されている自然を極力保全し、小淵沢町の特色である“花・馬・芸術文化”等を軸にした展開を図り、高原の中に身を委ねることにより、心と体を癒し、心身のリフレッシュが図れるような地域づくりを目標としていくものとする。

 

■全体目標

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