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(2) 学びの活発化と継続化のために(学習活動支援)

ア 学びの内容の充実

アンケートの結果からわかるとおり、住民の関心は多種多様です。住民が関心を持っているものの他にも、社会生活や職業生活をおくる上で、知っておいた方が好ましい現代的な課題があります。「生命」、「健康」や「家庭・家族」などの個人に関係するものから、「環境」、「高齢社会」、「まちづくり」、「国際化」などの社会的なものまで、その内容は多岐にわたります。現代的な課題は、私たちの生活に密接に関連するため、学習の機会を整備、充実させることが必要となります。

以上のように、住民の関心や現代的な課題は大変広い範囲にまで及ぶため、それらを学習内容ととらえた場合、すべてに町が対応するのは難しい状況にあります。

そこで、近隣市町村、企業、関係機関との連携を強化し、こうした幅広い学習需要に対応していきます。市町村と連携し、イベント・講座の共同開催や図書の相互貸出などの促進を検討します。また豊富な知識と経験を生かした講座を、企業との共同あるいは後援により開催することを検討していきます。

現代的な課題に関連して、現在、IT(情報通信技術)革命といわれるほど情報技術が急速に進展し、住民の関心も非常に高まっています。学校にパソコンを設置するといったこれまでの取組み以上に、住民のためのパソコン教室を開催するなど情報化を推進します。

 

具体的な施策

○ 現代的な課題等、学びの内容の充実

○ 近隣市町村との連携強化・ネットワーク化の促進

(近隣市町村とのイベント・講座の共催、図書の相互貸し出し等)

○ 企業との連携強化

 

 

 

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