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喉頭摘出者団体アジア連盟1999年度事業報告書

 事業名 喉頭摘出者発声指導員の養成等
 団体名 銀鈴会 注目度注目度5


[5] 喉頭摘出者団体アジア連盟

福祉基金募集趣意書

 

社団法人銀鈴会は喉頭がんにより喉頭摘出手術を受けて、声を失った人達に第2の声としての食道発声法によるリハビリテーションの研究指導を実施しております。もとより手術の様態、体力などにより食道発声が無理な人達には電動式人工喉頭による発声方法も研究指導しております。

昭和29年銀鈴会を創設し、昭和40年には厚生省の認可を得て社団法人化を行い、現在まで40年間ボランティア組織として喉摘者の社会復帰のため微力ながら貢献しております。

昭和57年(1982)7月、[第3回喉頭摘出者世界大会]を東京で開催した席上で、喉摘者の現状改善に関する決議宣言を採択して国連および世界各国にアピールし、主旨に賛同した国連の協力表明を得て30万人といわれるアジア地域の喉頭がん患者の救済をめざして事業化に取組み、昭和60年(1985)に銀鈴会を主催者とする「喉頭摘出者団体アジア連盟」を創設しました。

爾来、現在までは13ヵ国・地域から食道発声リハピリテーションの指導者を養成すべく研修生を招致し教育を行って参りました。

この教育によって、既に延べ1,437名の各国指導員が巣立っており、帰国後の彼等指導員の努力によって、韓国、中国、台湾、香港、タイ、インド、インドネシア、ネパール、シンガポール、マレーシア、フィリピン、パキスタンの12ヵ国・地域の自主的なボランティア組織が誕生し成長するという成果となって表れております。

この間、指導効果の効率向上を計って、研修生招致と日本より指導員を現地派遣する方式を併用し、経験豊富な銀鈴会指導員がアジア各国に出向いて正しい発声技術を伝えると同時に、現地政府機関や医療関係機関との交流を行って、喉摘者の国際親善及び事業の啓蒙のいったんを担うという重要な役割を果たしております。

かかる国内・国外にわたる銀鈴会とアジア連盟の活動に対して、国連本部からも極めて高い評価と継続して助成を受け、平成4年(1992年)12月、国際障害者年10ヵ年の集結を記念して本部総会では、最も地道かつ着実に活動している組織と評価されて、中村会長がガリー事務総長の招待を受けました。

銀鈴会の創立40周年にあたる平成6年(1994年)には,通産省工業技術院が新規採用した「食道発声補助装置の開発」が6億円の予算で国会承認を得てスタートし、銀鈴会も全喉摘者を代表して参画することとなりました。又方では国際協力事業団(JICA)が外務省の承認を得て始めて実施に踏み切った「喉摘者発声指導者養成コース(集団)」の研修実務を委託される等その活動の幅と責任がますます大きくなっております。

私ども銀鈴会は、国内外の養成の増大に応えるべく一層の努力を払うと共に、平成3年(1991年)には「喉頭摘出者団体アジア連盟福祉基金」を設定して皆様の協賛をお願いし、各方面より多大のご協力を賜りましたものの、折悪しく経済環境の悪化に直面した事もあって目標とする基金5億円の達成には至らず平成13年3月末現在2億900万円にとどまっております。又金利の低下もあり、基金果実の運用計画に齢齬を来たしております。

 

 

 

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