日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 教育 > 成果物情報

学生感想文集「解剖学実習を終えて」第21集

 事業名 篤志献体の普及啓蒙
 団体名 日本篤志献体協会 注目度注目度5


解剖学実習を終えて

島津裕

 

はじめに我々医学生のために献体をしてくださった方と、それを受け入れてくださった御遺族の方々に感謝の意を述べさせていただきたいと思います。医学部に入学して二年。それまではほとんどの時間を医学とは直接関係のない一般教養やクラブ活動や課外活動に過ごしていた一回生。二回生になってようやく分子生物学をはじめとする基礎の専門科目を学びはじめ、医学生としての実感をかみしめておりました。三回生になり入学当初からの最大の関心事である解剖が四月に始まりました。実際に人体を用いて学ばせていただけるという期待とともに、果たして自分のような生徒にもできるのであろうかという不安を抱きつつ、生涯忘れることのないであろうと思われる解剖初日を迎えました。

教授から、これから行われる実習は法律によって医学生だけが教授の監視下でのみ行われるものである、と説明を受け医学という学問の特殊性を改めて実感したこと。解剖学教室に足を踏み入れた時に嗅いだホルマリンのにおい。自分がおよそ三カ月担当する御遺体と対面した時。自然と厳かな気持ちになり黙祷したこと。初めて御遺体にメスを入れた時のこと。これらの経験は決して忘れることはありません。解剖前、解剖中、解剖後も一度足りとも御遺体に対して敬意を払うことを忘れることはありませんでした。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
70位
(28,844成果物中)

成果物アクセス数
146,252

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2017年5月20日

関連する他の成果物

1.「献体とは」リーフレット
2.http://www.kentai.or.jp/
3.生活体験発表集録「誇りある青春」第21集
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から