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2. アース線の取付けは

 

タンク内の溶接作業のため、C02溶接機4台をハッチコーミング付近に設置し、プラットホームの山型鋼にクランプでアース線(母材側ケーブル)を取付け、溶接作業を行っていた時、クランプの取付面が塗装されていたため、電流が流れにくくなり、クランプが加熱し、アース線及び傍のガス・エアホースを焼損した。

 

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対策

1. 塗装された部分にアース線を取付ける場合は、塗装を完全に除去し、しっかりと取付ける。

2. クランプを締め付ける場合は、電線、ホース類を導設しているところを避ける。

3. ミーティング時に、クランプの傍には、電線、ホース類の導設を避けるよう指示・徹底する。

 

 

 

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