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第4章 船の塗装工事

 

1. 塗装の目的 ――塗装をなぜ施すのか――

 

船の塗装は、船体の各部分や艤装品などの腐食防止、汚れ防止、美観、識別などの目的で行なわれます。

船以外でも、身近な例として橋、鉄塔、ビルなどの構造物や建築物などがありまずが、特に雨、風に晒される箇所には必ず塗装が施されています。

船の場合には、塩害、貝類の付着などが船の性能、耐航性能などに大きな影響を与えるため、陸上よりも更に悪い環境条件を想定した塗装が施されます。

 

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修繕のためドック入りした船

 

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高所作業車での水ブラスト作業

 

2. 塗料の種類

 

主な船舶用塗料としては次のような種類があり、船の各部の受ける環境条件などを考慮して用途が決められています。

 

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※このほかで良く使われる塗料としては、アクリル樹脂塗料、シリコン樹脂塗料、ポリウレタン樹脂塗料、フッソ樹脂塗料、無機ジンク塗料などがある。(巻末「塗装の用語」参照)

 

 

 

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