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北極海航路?東アジアとヨーロッパを結ぶ最短の海の道?

 事業名 北極海航路開発調査研究
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


資料

 

1. INSROP

(1) INSROPの経緯

INSROP、International Northern Sea Route Programmeは、そもそも、1987年10月、ゴルバチョフ書記長の北極海航路開放宣言を受けて、ロシア運輸省がその具体策を検討、1988年11月、ノルウェー、フリチョフ・ナンセン研究所(FNI)に協力を打診したことに始まる。1990年ほぼ一年を掛けての審議の結果、ロシア、セントペテルスブルグの中央船舶海洋設計研究所(CNIIMF)及びオスロのフリチョフ・ナンセン研究所の主導による北極海航路に対するフィージビリティ・スタディ予備調査を行うことで合意、一年半の調査の結果、本格研究に進むべしとの結論を得て、新規研究調査組識の構築に向けての活動が開始された。

北極海航路の東端に位置する経済圏の代表としての日本の参画が真摯に望まれ、協議の結果として、ロシア・ノルウェー間で既に検討された研究調査計画を抜本的に見直すこと、及び研究事業における日本・ロシア・ノルウェー3カ国の平等な立場を前提として、シップ・アンド・オーシャン財団(SOF)が、日本財団の支援を得て、北極海航路啓開に関する本格的フィージビリティ研究計画への参画を承認、ここに1992年、INSROPの研究方針、詳細計画、資金調達方策、会計年度等、計画実行に向けての審議が始められた。1993年4月、SOF、FNI、CNIIMF3者間の計画合意が成立し、同年5月3者により、計画の最終的承認が行なわれ、先ず第一期3年間のINSROP事業に着手した。

INSROPには、目本財団笹川陽平理事長を議長とする運営委員会(SCS: Steering Committee of Sponsors)を設け、3カ国の意見を調整し基本方針を決定することとし、また併せて、実際的な研究内容、課題を審議、調整、選択し、研究実行計画を立案する共同研究委員会(JRC: Joint Research Committee)が設けられた。

我が国においては、INSROPに対応して、シップ・アンド・オーシャン財団に、藤田譲委員長指導の下、関係有識者を集めて北極海航路開発調査研究委員会を設け、国際事業であるINSROPを推進すると共に、我が国の技術的、社会的現状において、INSROP事業成果を最も効果的に吸収、活用し得るよう、INSROPに合せ、我が国独自の調査研究事業を実施することとした。

 

(2) INSROPの概要

INSROPは、1993年より1995年までのPhase I計画、及び1997、1998年の両年にわたるPhase II計画から構成された。1996年には、中立的なINSROP外部の有識者、専門家による評価委員会を設けて、Phase I成果の検討、評価を行い、Phase II計画について、その必要性、研究基本方針、優先課題等について評価委員会の諮問を仰いだ。Phase II計画は、この評価委員会の勧告に従って研究計画を審議、作成し、事業を実施した。

Phase Iでは、下記のサブ・プログラム毎に、日本、ロシア、ノルウェー3カ国の委員からなる共同研究委員会が、検討、決定した個々の研究課題が、世界各国の専門家によって個別に調査、研究された。

 

 

 

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