(2)展開のモデルケース
タイプA エコ・ラーニング・プログラム
●概要
・拠点と拠点、人と人をつなぐ体験型ストーリーづくりにより、都市部と地元の人々との体験交流の場をつくる。
・インターフェースとなる既存の施設・人材・システムを活用・育成する。
・淡路島を都市型リゾート地として一定の交流人口をつくると同時に、他地域から訪れる交流人によって地域の課題の解決になるような回遊型・滞在型プログラムを用意する。
・淡路島の歴史及び自然環境のあり方を理解すると同時に、大阪湾湾奥部からのゴミ問題を認識し、大阪湾全体の問題として取り組みにつなげる。
●取り組みイメージ
・なぎさブルーツーリズム、モニタリングシステム、体験学習ツアーなどの滞在型プログラムの中に、遊びや学習、飲食体験、まちの魅力発見、地元の人々との交流などを一連のものとして盛り込む。
・なぎさ海道に立地する企業の研修として利用できるプログラムを、なぎさ海道ワークショップの情報と連携した形で展開する。
●地域にとってのメリツト
・地域の人々の新しい生きがいの場、就業の機会(プログラムマスター、ガイド、ツーリストサポーター、エデュケーターなど)が得られる。
・特に高齢者や技術者の知恵や技術の活用ができる。
・新しい自然環境教育の場として、若い人材が集まる。
・地域に根ざした広域なネットワークにより、既存の施設の新たな利活用が可能になる。
●展開エリア
・南淡町阿万海岸〜刈藻海岸付近
・西淡町伊毘〜丸山漁港付近
・ウチノ海
・徳島市新町川、吉野川 など
●事例
・近畿日本ツーリストの環境学習旅行
・地球デザインスクール(京都府宮津市)
●連携・協力可能な取り組み・グループ・施設
・由良・生石研究村協議会
・淡路景観園芸学校
・西日本かわら技術学院/淡路かわら房
・休暇村南淡路/B&G海洋センター
・淡路青年の家
・魚彩館/海釣り公園/オートキャンプ場
・民間の大型宿泊施設
・吉野川交流推進会議
・ヨットクラブ、カヌー同好会など