5.3 波浪のリモートセンシングの概要
衛星搭載の波浪観測サンサには、マイクロ波高度計と合成開口レーダとがある。マイクロ波高度計は有義波高を、合成開口レーダは方向スペクトルを測定することができる。
マイクロ波高度計は、飛翔体の軌道を基準に、その直下の地球表面との距離を測定するものであり、海流等の海洋の中規模な現象などを含む海洋ダイナミクス、ジオイド高の研究、マイクロ波散乱強度の測定による海上風速や波高の観測等に利用されている。
海洋波浪の有義波高は、海面より反射されたパルス波形の立ち上がり特性(図5.9、図5.10参照)から推定されている。