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4-3 荷役作業  -出入港作業と共通の事項は除く-

 

船積みする貨物や船用品の形態・性状・量並びに船型等により、荷役の形態や荷役関係の機器及び事前の準備・事後の片付けの内容も違ってくるが、基本的な留意事項等は、次の通りである。

1) 船種別による荷役作業の内容に応じた災害防止対策を具体的に取り入れたマニュアルとする。

《参考》

○船種・船型別の災害発生比率

貨物船とタンカーの災害がそれぞれ1/3以上を占め、船型では、両船種の標準船型が含まれる300〜699総トンが1/2を占めている。

 

045-1.gif

タンカー船上での陸側ローディングアーム取り付け作業

 

2) 恒常的に災害が多発している作業について危険因子の除去に実効のある災害防止対策を組み入れる。

《参考》

○作業内容別の災害比率

 

 

 

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