日本財団 図書館


9) 起因物別

甲板が31%、甲板装置が28.6%、積荷が16.7%である。(図2-18参照)

10) 態様別

甲板上等での転倒が27.8%、カーゴーホース・用具等での動作の反動/無理な動作が17.5%、甲板上や荷物の上等からの転落/墜落・はさまれが16.7%と多発している。(図2-19参照)

11) 作業別

クレーン・ハッチカバー等の荷役装置の取り扱い・事前整備等が21.5%、荷物・船用品の点検・運搬中が15.4%、タンカーのカーゴホースの連結・運搬・引上げ中が14.6%、荷物のラッシング関係が9.2%となっている。

 

2-3 《参考》災害による休業経費試算

 

船員が職務上で被災して休業後、全治して職場に復帰した場合、休業により船社が負担する直接費用を、内航2船主団体の平成11年度平均コストで試算すると、1件当たり約1,000千円となる。

なお、休業日数は、内航の職務上被災者(休業日数が3日以上)の2/3を占める出入港作業及び荷役作業の平成9年度平均58日とした。

 

《注》船員保険の職務上傷病手当金給付状況(平成9年度)

件数: 7,687件

日数:229,626日

金額: 2,272百万円

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION