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(3) 高年齢船員の心身機能の変化に対応した死傷災害防止対策の推進

■高年齢船員が自らの体力等を適切に把握し、かつ、慣れた作業も初心に返り作業にあたる。

■作業手順及び作業配置を明確にし、指揮者のもと互いに協力する意思の醸成を図り、乗組員の良好なチームワークを確保する。

■作業の際は、適正な姿勢を確保し、中腰、前かがみを避け、特に重量物取扱い時には注意する。また、船舶の揺れが激しいときは、特に身体支持に気をつける。

■意思の伝達や合図は特に大きく明瞭、明解な方法を用いて連絡する。

■甲板及び階段等に適宜滑り止め等を施し、さらに必要な箇所の照明を明るくする等船内環境の整備に努める。

(4) 作業の標準化の推進による安全の確保

 

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不安全な行動の要因となる人の面では、単純作業を行ううえでの慣れや油断によるものが多いことから、船種別に作業における、最も安全で効率的な作業動作の方法と手順、作業配置等を分析し安全で無駄のない作業を進めるうえでの基本となるマニュアルの作成を図り、その周知により災害防止を図る。本年度は、十年度に検討した「沖合底びき網漁業における作業の標準化」を指導啓蒙するとともに「内航貨物船における作業の標準化」の検討を進める。前年度に引き続き「まき網漁業における作業の標準化」の指導啓蒙を進めていく。

 

 

 

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