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第3章 PC用航海参考図

 

3.1 対象海域

産業活動の盛んな地域に出入りの船舶、大都市でヨット・モーターボート・遊漁船などによる海洋レジャーに親しむ多くの人々が存在し、大中小さまざまな船舶が行き交うふくそう海域を対象として、次の5海域とした。(図3-1参照)

1、東京湾及び付近

2、伊勢湾及び付近

3、瀬戸内海東部

4、瀬戸内海中部

5、瀬戸内海西部

 

3.2 採用した基図情報

PC用航海参考図“東京湾及び付近”“伊勢湾及び付近”については当協会が刊行しいる航海用電子参考図の1/100、000シリーズに収録されている基図情報(海岸線、等深線及び障害物とそのシンボルなど―添付資料2)が基本とし、“瀬戸内海東部”・瀬戸内海中部・瀬戸内海西部”では、同1/50、000シリーズを基本とした。加えて属性の検索用データ詳細ファイル、地名ファイルを採用すると共に各海域区域に対応した地色塗りデータ用ファイルの作成を行った。また、当協会が刊行している“ブレジャーボート・小型網港湾案内”から第4、3、2種漁港(給水・給油、修理などが可能な地方港湾を含む)及びマリーナを選択し基図情報に加えた。アンケート調査及び検討の結果、5m等深線を追加する(5m、10m等深線間の障害物も含む)ことなり、これに伴う編集作業及び最新維持作業を各海域ごとに実施した。基図情報としての海図情報データの作成は下記のデータに基づいている。

1、東京湾及び付近

等深線、障害物等:海図51号ほか39図。

最新維持:平成12年水路通報第2号(H.12.1.14)まで。

2、伊勢湾及び付近

等深線、障害物等:海図73号ほか33図。

最新維持:平成12年水路通報第 号(H.12. . )まで。

3、瀬戸内海東部

等深線、障害物等:海図46号ほか40図。

最新維持:平成12年水路通報第6号(H.12.2.11)まで。

4、瀬戸内海中部

等深線、障害物等:海図102号ほか42図

最新維持:平成12年水路通報第 号(H.12. . )まで。

5、瀬戸内海西部

等深線、障害物等:海図104号ほか49図。

最新維持:平成12年水路通報第 号(H.12. . )まで。

各海域において使用された海図リストを添付資料3に示す。

 

 

 

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