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(5) GMTのgrdfilterコマンドにより格子データの波長160km未満の成分をカットした。(ローパスフィルターによる長波長成分の抽出)(図2-12の手順1-3)

%grdfilter $1-D3-Fg160-I2.0m/1.0m-R132:00:00/135:00:00/37:00:00/40:00:00-G$2-V

-D3:格子(x, y)とフィルター幅の関係を指定。3は、(x, y)が度、フィルター幅がkm、平面直角座標系での距離の計算(Cartesian distance calculation)を指定する。

-Fg160:フィルターにガウス型(g)、full widthに160kmを指定。

 

各モデル海域での結果を以下の図2-28〜図2-30に示す。

 

(6) GMTのgrdfftコマンドにより格子データの波長15〜160kmの成分を抽出した。(バンドパスフィルターによる水深データの波長15km〜160km成分の抽出)(図2-12の手順1-4)

%grdfft $1-G$2-F1000000/160000/15000/10000-M-V

-F1000000/160000/15000/10000:バンドパス波長15〜160kmを指定。

-M:入力の度をメートルに変換しての処理を指定。

 

各モデル海域での結果を以下の図2-31〜図2-33に示す。

 

 

 

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