武満徹作曲賞

TORU TAKEMITSU COMPOSITION AWARD 1999

　

より創造的な音楽文化の可能性を育むため、東京オペラシティ文化財団が世界の次代を担う若い世代に新しい音楽作品の創造を呼びかける武満徹作曲賞。1999年度は審査員にルチアーノ・ベリオ氏を迎えます。昨年4月下旬に譜面審査のために来日。応募総数93作品の中から推薦された5作品が、この本選演奏会にて演奏され、作曲賞該当作品が選出されます。

　

5月09日[日]

14：00開演

09 May Sun 14：00

1999年度武満徹作曲賞本選演奏会

TORU TAKEMITSU COMPOSITION AWARD 1999 Concert for Final Selection

　

審査員：ルチアーノ・ベリオ

指揮：渡邊一正

東京交響楽団

司会：後藤美代子

通訳：中嶋寛

Luciano Berio, judge

Kazumasa Watanabe, conductor

The Tokyo Symphony Orchestra

m.c.：Miyoko Goto

interpreter：Hiroshi Nakashima

　

PROGRAMME

　

伊東乾(日本)：ダイナモルフィア

Ken Ito(Japan)：DINAMORPHIA

　

東千嗣夫(日本)：カッサシオン

Chishio Azuma(Japan)：CASSATION

渡辺俊哉(日本)：ポリクロミー

Toshiya Watanabe(Japan)：Polychromy

　

マチェイ・ズウトフスキ(ポーランド)：

管弦楽のための4つの小品

前田克治(日本)：絶え間ない歌〜オーケストラのための

Katsuji Maeda(Japan)：Uninterrupted Song-for orchestra

　

PROFILES

　

ルチアーノ・ベリオ

Luciano Berio

渡邊一正

Kazumasa Watanabe

　

1966年生まれ。ピアノ、作曲、指揮を学ぶ。8歳で尾高忠明指揮東京交響楽団とハイドンのピアノ協奏曲を共演。87年にピアノ留学で渡独。93年東京フィルで正式にデビュー(ピアノ独奏を兼ねる)。現在、東京フィルハーモニー交響楽団指揮者、広島交響楽団正指揮者。

　

東京交響楽団

The Tokyo Symphony Orchestra

　

1946年東宝交響楽団の名で創立。51年に東京交響楽団と改称して今日に至る。現在、音楽監督・常任指揮者に秋山和慶、正指揮者に大友直人、指揮者に飯森範親を擁する。活動の特色の一つに邦人作品を含む現代音楽の初演があり、その長年の業績と努力が評価されモービル音楽賞(96年)、サントリー音楽賞(98年)などクラシック界の重要な賞を続けて受賞、その活動は注目を浴びている。新潟市とは準フランチャイズ契約を結び、本年4月から新潟市民芸術文化会館にて定期演奏会や特別演奏会を開催している。

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