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5月05日[水・祝]

16:00開演

05 May Wed 16:00

フィルム&トーク

Film & Talk

 

上映作品『ルチアーノ・ベリオのミュージカル・アクション』

video "Musical Action of Luciano Berio"

トーク:ルチアーノ・ベリオ

通訳:後藤國彦

talk:Luciano Berio

interpreter:Kunihiko Goto

 

ルチアーノ・ベリオ"創作について"

Luciano Berio"About Composition"

 

PROFILE

 

ルチアーノ・ベリオ

Luciano Berio "AboutComposition"

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1925年、イタリア、オネリアの数世代にわたる音楽家の家系に生まれる。 祖父と父に音楽教育を受け、12歳で作曲を始める。セリー技法から出発し、電子音楽のパイオニアとして活躍するかたわら、妻であったキャシー・バーベリアンの協力を得て、言葉や声による新しい表現を開拓し、《作品番号第獣番》(51)、《室内楽》(53)、《フォークソングズ》(64〉など声のための傑作を生み出す。代表作は他に《シンフォニア》(68-69)、《セクエンツァ》シリーズ、《シュマン》シリーズや、ミュージカル・シアター《真実の物語》(81、ミラノ・スカラ座)、同《聞き耳をたてる王》(84、ザルツブルク音楽祭)など。また、1945年以来、指揮者としても活躍している。イタリア賞(3回)、96年高松宮殿下世界文化賞など受賞多数。現在、99年ザルツブルク音楽祭で初演予定のミュージカル・シアター《Cronaca del Luogo》や、プッチーニの《トゥーランドット》の未完成部分(フィナーレ)の新たな作曲(2001年スカラ座で初演予定)などに取り組んでいる。

 

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●1996年に初演されたべリオの異色オペラ《OUTIS》を題材に、ウンベルト・エーコ等知識人のコメントを交えながら、彼の舞含芸術創作に対する考えが語られる。「ルチアーノ・ベリオのミュージカル・アクション」をテーマとするRAI3(イタリア放送協会)1997年制作のドキュメンタリーTV番組。(上映時間約50分)

 

 

 

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