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〜ダイレクト便の充実を要望〜

○今後の利用については、神戸でないと積めないという状況が続く限り神戸港を利用する。

この条件が変われば、近くで安くというのが本音。その点、水島港の整備(水深10m化等)に期待している。

○水島港にダイレクト便が入っている場合は、収入面からこちらを利用する。

○水島港の利便性を挙げることが第一であり、神戸港の改善点等についてはあまり言いたくない。基本的に、岡山の荷物は岡山から出したい。

○最近は、岡山県も動いてくれるようになった。

 

〜福山港の利用を検討〜

○福山にプライベートバースがあるが、これを公共化する計画がある。福山からはアジア向けの船が多く、また岡山からフィーダーが出ており、水島─福山のコストが安ければこちらを使うかもしれない。

 

〜今後もフィーダー輸送を利用〜

○商社と契約して実施しているが神戸経由がほとんど。

○陸送している部分をフィーダーに変える予定はない。

○相手先が決まっており、ある程度の物流量がある輸送にはフィーダーが使いやすい。

○今後はフィーダーの利用は横這いとみている。

 

〜フィーダー輸送のメリットは大量輸送のみ〜

○水島は、神戸に近いのがネックになっている。フィーダー輸送のメリットは、大量に運べることであり、コスト面はあまりない。大量に運べることを利用して、メーカーは倉庫がわりに使っている場合もある。(2社)

 

(2) 輸送コストの状況

〜不明確なコスト〜

○実額は把握していない。商社がにぎっている。

○釜山経由のルートについては、本当にどこまで安いのか分からない。また、管理面でフォローがどこまで出きるかが問題。

 

〜トラックと競合〜

○トラックもフィーダーに追いつくコスト設定をするようになってきた。フィーダーの強みは大量輸送しかなくなってきている。

 

 

 

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