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(5) 内航フィーダー輸送活性化方策のあり方と課題

〜共同荷役〜

○共同荷役は実施して欲しいが、問題も多い。

 

直着け

○直着けについては、母船がいないときにやる必要が出てくる。そうすると、ポーアイ、六甲、大阪のラウンド・スケジュールが狂う恐れがある。今までは2日間で輸送していたものが3日間必要になる場合も生じてくるので、フィーダー料金がかえって高くなる。

○また、広島の場合、条件である80TEUには足りるほどの貨物がない。

 

〜荷主に対する還元〜

○神戸港で実施されている施策の効果がコンテナ1本あたりでどの程度あるのかは全く不明。

○直着け、内外貿一体バース等の施策については、荷主への還元がどのようになされるのか全く分からない。

 

〜その他〜

○部分的施策で解決しようとするのは無理である。港に関わる全ての人々が同じ土俵でコスト削減をする必要がある。

○神戸港では労働争議があるが、広島港ではない。神戸港でストがあると、こちらにも大きな影響がある。

 

(6) その他

○神戸港で直着けができることは知らなかった。

 

 

 

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