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(2) 神戸港における施策展開の方向

 

神戸港では震災復興の取り組みとして神戸港の競争力向上に積極的に取り組んでいるところである。

神戸港への航路・貨物の誘致を促進するための取り組みとして、施設使用料等の見直し、内航フィーダー船に対するクレーン使用料の値下げ、初入港船に対する入港料・岸壁使用料の免除等の取り組みがなされている。

また、内航フィーダー船の外貿バース直着けが行われているが、貨物量の低迷等により80TEUの条件確保が困難になり、直着けの利用率が平成10年5月の12.7%(内航フィーダーコンテナ個数に占める直着けコンテナの率)をピークに平成11年1〜2月は4%まで低下したことから、直着け条件(1]揚積みコンテナ量が1船1着岸につき80TEU以上、2]貨物は当該ターミナル扱いに限定、3]内航フィーダー船が優先的に作業できる、4]関係業者間の個別事情について当該関係業者間で同意すること)の再検討がなされている。

 

表II-11. 神戸港の復興に向けた取り組み

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資料:神戸市港湾整備局資料より作成

 

 

 

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