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II. 神戸港における内航フィーダー輸送等を取り巻く環境変化

 

1. アジアの主要港の動き

(1) アジア主要港のコンテナ取扱量の変化

1] 世界のコンテナ流動

平成2年(1990年)と平成9年(1997年)の世界のコンテナ取扱量の流動量をみると、アジアにおけるコンテナ取扱量の増加が著しい。平成9年のアジアにおけるコンテナ貨物流動量が全世界流動量にしめるシェアは、アジア内流動量で18.2%、アジア─北米間流動量で25.2%、アジア─欧州間流動量で16.7%となっており、これらを合わせると全世界の60%を占めている。

 

図II-1. 世界のコンテナ貨物流動量

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○商船三井営業調査室調べ

 

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資料:運輸省海上交通局「日本海運の現況」(平成11年版)

 

 

 

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